あっち亭こっちこと長田衛は浪曲師・曲師にインタビューを行い、その記事を浪曲情報専門誌「月刊浪曲」に掲載しました。このページは1994年11月号から1998年4月号までに掲載した記事33件を「芸豪烈伝」としてまとめ、閲覧できるようにしています。
浪曲史の貴重な資料です。『木馬亭よ、永遠なれ。芸豪烈伝+浪曲日記』の第一部「芸豪烈伝」の初出(しょしゅつ)誌面です。スペースの関係から本には掲載できなかった重要な写真が、この資料には載っています。
pdfファイルでご覧いただけます。表の中の浪曲師名をクリックしてください。
掲載年月日 | 浪曲師名、曲師名 | タイトル | |
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芸豪烈伝その1 | 1994年10月25日 | 澤孝子(さわ・たかこ) | 「これからでも男で苦労して大泣きしてみたい」 |
芸豪烈伝その2 | 1994年11月25日 | 太田英夫(おおた・ひでお) =二代目・東家浦太郎 | 「オーケストラをバックに一席うなりたい」 |
芸豪烈伝その3 | 1994年12月25日 | 東家浦若(あずまや・うらわか) | 「浪曲の最後の灯火は消せない」 |
芸豪烈伝その4 | 1995年1月25日 | 春日井梅光(かすがい・ばいこう) | 「浪曲人生30年を支えた人は……」 |
芸豪烈伝その5 | 1995年2月25日 | 初代・東家浦太郎 (あずまや・うらたろう) | 「東家浦太郎よ、永遠なれ」 |
芸豪烈伝その6 | 1995年3月25日 | 玉川勝太郎(たまがわ・かつたろう) | 「帝王・勝太郎の深い悩み」 |
芸豪烈伝その7 | 1995年4月25日 | 葵わか葉(あおい・わかば) | 「剛と柔が溶けあう二人三脚の浪曲人生」 |
芸豪烈伝その8 | 1995年5月25日 | 国本武春(くにもと・たけはる) | 「浪曲に勝る芸はない」 |
芸豪烈伝その9 | 1995年6月25日 | 四代目・東家三楽 (あずまや・さんらく) | 「いまの浪曲はお笑いが足りない」 |
芸豪烈伝その10 | 1995年7月25日 | 富士琴路(ふじ・ことじ) | 「私の旦那様は三味線ですよ」 |
芸豪烈伝その11 | 1995年8月25日 | 木村重好改め 二代目木村松太郎 (きむら・まつたろう) | 「1年でも2年でも死ぬ気でやる」 |
芸豪烈伝その12 | 1995年9月25日 | 春日井梅鶯(かすがい・ばいおう) | 「父親との葛藤のはてつかんだ、成熟した芸」 |
芸豪烈伝その13 | 1995年10月25日 | 玉川福太郎(たまがわ・ふくたろう) | 「豪快、自由奔放に見える『親分肌』の正体は」 |
芸豪烈伝その14 | 1995年11月25日 | 玉川桃太郎(たまがわ・ももたろう) | 「真実一路の人生、『誠実』が服を着た浪曲師」 |
芸豪烈伝その15 | 1996年1月25日 | 三原佐知子(みはら・さちこ) | 「心が美しくないと浪曲は語れない」 |
芸豪烈伝その16 | 1996年2月25日 | 松平洋子(まつだいら・ようこ) | 「浪曲はお客様に感動を与えないといけません」 |
芸豪烈伝その17 | 1996年3月25日 | 末広友成(すえひろ・ともなり) | 「浪曲の魅力は説明できないほど、スゴイよ」 |
芸豪烈伝その18 | 1996年4月25日 | 木村若衛(きむら・わかえ) | 「浪曲は新しいことに挑戦してほしい」 |
芸豪烈伝その19 | 1996年5月25日 | 三門お染(みかど・おそめ) | 「人を愛することが、幸せになる道なんです」 |
芸豪烈伝その20 | 1996年6月25日 | 廣澤駒藏(ひろざわ・こまぞう) | 「若手は、オリジナリティを持ってほしい」 |
芸豪烈伝その21 | 1996年7月25日 | 国本晴美(くにもと・はるみ) | 「これからが私の出番ですよ」 |
芸豪烈伝その22 | 1996年8月25日 | 五月一朗(さつき・いちろう) | 「これからも新ネタに取り組んでみたい」 |
芸豪烈伝その23 | 1996年9月25日 | 木村若友(きむら・わかとも) | 「人に喜んでいただき、自分もともに喜びたい」 |
芸豪烈伝その24 | 1997年1月25日 | 天龍三郎(てんりゅう・さぶろう) | 「命が果てるまで浪曲のために……」 |
芸豪烈伝その25 | 1997年2月25日 | 京山小圓嬢 (きょうやま・こえんじょう) | 「夫の死を乗り越えて胸に静かな闘志を燃やす」 |
芸豪烈伝その26 | 1997年3月25日 | 松浦四郎若(まつうら・しろわか) | 「生まれ変ったら今度は六歳から浪曲を始めたい」 |
芸豪烈伝その27 | 1997年4月25日 | 京山福太郎 =二代目・京山幸枝若 (きょうやま・こうしわか) | 「浪曲が持つおもしろみをさまざまに追及したい」 |
芸豪烈伝その28 | 1997年5月25日 | 京乃天姫(きょうの・あまひめ) 泉和子(いずみ・かずこ) | 「浪曲がいろどる姉妹の人生模様」 |
芸豪烈伝その29 | 1997年6月25日 | 東家燕大丞 (あずまや・えんだいじょう) 東家栄子(あずまや・えいこ) | 「お里・沢市夫婦がかもし出す深遠な人生の味」 |
芸豪烈伝その30 | 1997年8月25日 | 松葉薫(まつば・かおる) 岩崎節子(いわさき・せつこ) | 「浪曲がはぐくんだ永遠に続く夫婦愛」 |
芸豪烈伝その31 | 1997年12月25日 | 天光軒満月(てんこうけん・まんげつ) | 「独自の営業努力で浪曲界の『中岡慎太郎』たれ」 |
芸豪烈伝その32 | 1998年1月25日 | 日吉川秋水(ひよしがわ・しゅうすい) | 「現在の浪曲はたそがれではなく夜明け前です」 |
芸豪烈伝その33 | 1998年3月25日 | 天中軒月子(てんちゅうけん・つきこ) =五代目・天中軒雲月(うんげつ) | 「私は修業するために生まれてきたのかしら」 |