むさしの逍遥会は登山、ハイキング、街歩きを楽しむ中高年グループです。

山旅、尾瀬

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尾瀬ヶ原・至仏山


地域群馬県利根郡片品村
コース鳩待(はとまち)峠 1591m→山ノ鼻→牛首分岐→山ノ鼻 至仏山荘 1409m(泊)
~植物研究見本園~至仏山(しぶつさん) 2228m~小至仏山~オヤマ沢田代~鳩待峠~バスで尾瀬戸倉駐車場~尾瀬ぷらり館
実施日2025年7月30日(水)~31日
歩行時間(休憩含む)9時間50分 標準コース時間(7時間35分)
天候晴れ

コース概要

 尾瀬は群馬県、福島県、新潟県にまたがり山・湿原・沼で構成される。初日は群馬県北東部片品村の鳩待峠を出発し、50分ほど下り尾瀬ヶ原へ。尾瀬南西部に位置する尾瀬ヶ原は湿原であり、池塘や沼が点在する。木道が整備され、ほとんど平坦。花や鳥、周囲の山々を楽しみ、尾瀬ヶ原内の至仏山荘に宿泊。二日目は尾瀬ヶ原南西に位置する至仏山に登頂。山頂周辺は岩稜帯となっている。下山は南側の稜線を下り鳩待峠を目指す。

尾瀬ヶ原、至仏山コース地図、高低図

鳩待峠の休憩所
鳩待峠の休憩所

11:00 看板の「峠休」の2文字が無くなっている。
8月1日この施設正面に建てられた新施設に運営が変わる予定。


LUCY尾瀬鳩待by星野リゾート
LUCY尾瀬鳩待by星野リゾート

「鳩待山荘」が新しくなる。9月1日開業予定。


尾瀬ヶ原玄関口
尾瀬ヶ原玄関口

11:20 出発します


斜めに傾いた木道
斜めに傾いた木道

傷んだ木道が各所に見られる。


水芭蕉
水芭蕉

花は咲き終わり、緑の大きな葉が見られる。


山ノ鼻 至仏山荘
山ノ鼻 至仏山荘

今日はここに宿泊。


山ノ鼻の道標
山ノ鼻の道標

鳩待峠、至仏山、研究見本園、尾瀬ヶ原を指している。


コオニユリ
コオニユリ

振り返ると至仏山
振り返ると至仏山

木道の修復工事
木道の修復工事

軟らかい地盤での修復工事、いかにも大変だ。


燧ヶ岳
燧ヶ岳(ひうちがたけ)

尾瀬ヶ原、燧ヶ岳、木道


池塘
池塘

ヒツジグサが浮かぶ。


キンコウカ
キンコウカ

ヒツジグサ
ヒツジグサ

コバギボウシ
コバギボウシ
逆さ燧
逆さ燧

牛首付近の池塘に燧ヶ岳が逆さまに映る。


牛首分岐
牛首分岐

竜宮、東電小屋方面への分岐。今回はここで引き返す。


牛首分岐

360°の風景、暑い。


物資搬入のヘリコプター
物資搬入のヘリコプター

山ノ鼻の宿泊施設に食料品等を搬入


至仏山荘の夕食
至仏山荘の夕食

17:00 夕食


植物研究見本園の朝
植物研究見本園の朝

4:55 研究見本園と至仏山と朝靄の中の登山者


植物研究見本園の朝
植物研究見本園の朝

研究見本園と朝靄


植物研究見本園の朝
植物研究見本園の朝

研究見本園と朝靄


植物研究見本園の朝
植物研究見本園の朝

朝靄の中を至仏山に向かう登山者


植物研究見本園の朝

4:59 研究見本園と朝靄


燧ヶ岳
燧ヶ岳

5:10 燧ヶ岳と朝靄と日の出


植物保護柵
植物保護柵

7:00 ニホンジカから植物を護るための柵、ここを開けて出発。


登山口への道
登山口への道

研究見本園の中、登山口を目指す。


登山道
登山道

植物保護柵を抜け登山道に入る。荒れている。


登山道の注意書き
登山道の注意書き

至仏山山頂まで上りに使用し、下りは禁止。その先に木製の階段。


登山道
登山道

崩落している木製の階段


尾瀬ヶ原と燧ヶ岳
尾瀬ヶ原と燧ヶ岳

8:00 森を抜けて、振り返ると尾瀬ヶ原と燧ヶ岳。思わず「おー」と声が出る。


左に景鶴山(けいづるやま)
左に景鶴山(けいづるやま)

さらに高度を上げると、左に景鶴山が見えてきた。


岩の登山道
岩の登山道

蛇紋岩、滑りやすい箇所もある。


岩の登山道
岩の登山道

くさりが設置


岩の登山道
岩の登山道

くさりが設置


登山道
登山道

崩落した進行方向に伸びた木道。以前この付近で転倒した記憶がある。


登山道
登山道

階段状の木製登山道。山頂は近い。


至仏山山頂
至仏山山頂

11:10 着きました。笑っているけどヨレヨレの小生。


山頂から西面の風景

11:35 これから下山開始。トンボがたくさん飛んでいる。


鳩待峠への下山路
鳩待峠への下山路

しばらく岩稜帯が続く。蛇紋岩は表面がツルツルし滑りやすい。


下山路
下山路

西から雲が湧いてきた。


下山路
下山路

岩場の道を振返る。


ピンクの花
ピンクの花が咲いていた。名前は?

小至仏山山頂
小至仏山頂

ここからはひたすら下り


下山路

先行するグループ、鳩待峠が見える。


マルバイワシモツケ
マルバイワシモツケ

オヤマ沢田代
オヤマ沢田代

白い花はサギスゲ?かな


オヤマ沢源頭
オヤマ沢源頭

13:35 鳩待峠まで後1時間位。疲労困憊。


感想

 山小屋(至仏山荘)の中は暑かった。中でリラックスできる服があると良いな。長袖シャツで歩行したが、暑くて腕まくりをした。日焼け止めクリームを付けていない部分が陽に焼けてしまった。半袖Tシャツにアームカバーがいいかも。水は1リットルでは不足だった。ランチは焼き菓子で済ましたが、飲み込みずらく、エナジージェルの方が良かったかも。筋肉の痙攣はなかったが、痛みの出た筋肉を鍛える運動が必要だ。
 写真の撮影がいまひとつで、特に花の撮影が良くない。久々の本格山行で反省点多し。
 全体として、道標はしっかりしていて、道迷いはなかった。尾瀬ヶ原から受ける癒し、至仏山の眺望は大変良かった。登山道の整備はいまひとつで、登山初心者には厳しいコースだ。上部の岩場、特に下りは技術的に難しい箇所があったが楽しめた。体力のある人にはお勧めだ。今回は平日であったこともあって、登山者は高齢者が多かった。人気の山なのだ。次はもっと早い花の時期に来たい。



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